日に日に入場者数が増えつつある、大阪・関西万博。「万博に興味はあるけど、並びたくない」、「パビリオンを回るのは大変そう…」、そんなふうに思う方も多いかもしれません。
2025年大阪・関西万博には、世界各国のパビリオンが集まっていますが、実は展示を見なくても、ショップだけ利用できるスポットが結構あるんです。
そこで今回は、なるべく並ばず、軽やかに大人の万博を満喫するために、「ショップだけでも入れるパビリオン」をまとめてご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- パビリオンの長蛇の列に並ぶのはちょっとしんどい
- 気軽に立ち寄れるスポットだけを巡りたい
- お土産や限定グッズを効率よくチェックしたい
- 展示よりも「雰囲気」や「雑貨・フード」に興味がある
- 自分のペースでゆるく万博を楽しみたい
実は入れる!ショップだけ利用できるパビリオンまとめ
展示なしでもOK?ショップだけ利用できるパビリオンとは
万博といえば、各国の最先端技術や文化に触れられるパビリオン巡りが醍醐味。でも、どのパビリオンも展示を見るには行列必至、しかも一つ一つが意外とボリューム満点。体力や時間を考えると「並ぶのは無理かも…」と感じてしまうこともありますよね。
そんな中、展示を見ずに、ショップだけ立ち寄れるパビリオンが、実はたくさんあることをご存知でしょうか?
これは各国のパビリオンの中でも、展示エリアとショップエリアが分かれている場合に可能な楽しみ方。列に並ぶ必要もなく、ふらりと立ち寄ることができるので、混雑を避けながらも万博の雰囲気を味わえるのが魅力です。
しかも、扱っているのはその国ならではの雑貨やフード、お土産、時には現地直送のアイテム。展示に入らなくても、「その国らしさ」をしっかりと感じることができるんです。
ショップのみで入れるパビリオンを一挙公開!
ここからは、展示を見なくても立ち寄れる「ショップのみ利用OK」のパビリオンを、地域別にご紹介します。
それぞれの国の個性が光る雑貨や食品が並び、まるで小さな旅をしているような気分に。気になる国やテーマで選んで、自分だけの「ゆる万博ルート」を見つけてみてください。
※情報は2025年5月末時点のものです。変更になる可能性もあるので、直前にご自身でも最新情報を確認してみてください。
【ヨーロッパのパビリオン】


- ドイツ:雑貨、コーヒー豆、サーキュラーくんグッズ
- フランス:パン、雑貨、アパレル
- スペイン:オリーブオイル、ワイン、ビール
- 英国:ピーターラビットグッズ、紅茶
- ベルギー:チョコレート
- 北欧:ムーミングッズ
- スイス:ネスレコラボ商品、雑貨
- オーストリア:モーツァルトダック
- ハンガリー:雑貨、エルダーフラワーシロップ
- ポーランド:琥珀のアクセサリー
クロワッサンが話題のフランスパビリオンは、パンとグッズのコーナーがそれぞれ別になっています。ショップではフランスの雑貨やアパレルを購入可能。ドイツ館のサーキュラーくんグッズも人気です。
ベルギー館ではチョコレート専用の部屋があり、日本では手に入りにくい高級チョコレートを購入できます。ポーランド館には、名産品の琥珀を使ったアクセサリーがずらり。お気に入りのアイテムが見つかるかもしれません。
【アジア・中東のパビリオン】


- 韓国:雑貨、コスメ、アイドルグッズ
- マレーシア:マレークマグッズ、雑貨
- アゼルバイジャン:アパレル、雑貨
- オマーン:蜂蜜、フランキンセンスの精油
- クウェート:雑貨、アパレル
- バーレーン:キャンドル、お香、バッグ
- ヨルダン:サンドアート、死海ソープ
- タイ:ゲート外のカフェのみ
中東系のパビリオンの中では、ヨルダンのサンドアート実演が人気。タイミングが合えば、名前や好きな文字を入れてもらうこともできるそう。
バーレーン館では、お買い物をすると布製のエコバックを手頃な価格で購入できます。「バーレーン」とカタカナで書かれた可愛いデザインなので、ぜひチェックしてみてください。
【アメリカ・オセアニア・中南米】
- アメリカ:スパークくんグッズ、雑貨
- オーストラリア:コアラグッズ、雑貨
- コロンビア:雑貨、アクセサリー、バッグ
イチオシはコロンビア館のカラフルな民芸雑貨。カラフルで個性的な色使いのバッグやアクセサリーが並びます。
【日本・企業パビリオン】
- 日本館:アパレル、ドラえもん&キティグッズ
- 住友館:高機能素材Tシャツ、ぬいぐるみ
- 大阪ヘルスケア:モンスターハンターグッズ
- TECH WORLD:台湾雑貨&グルメ
TECH WORLDでは台湾の食雑貨セレクトショップ「神農生活」の商品を買えるのが魅力。台湾の人気サンドイッチ店「洪瑞珍」の万博限定サンドイッチも。
また、住友館では「夏は涼しく、冬は温かい」、住友化学の新素材を使ったTシャツが人気です。
【コモンズ】
小国の展示ブースが集まる「コモンズ館」でも、さまざまなグッズやフードを購入できます。中でも注目のアイテムはこちら。
- コモンズA:イエメンのアクセサリー
- コモンズB:ガンビアのベナチン(ビリヤニ)、フィジーのビール
- コモンズC:サンマリノの切手、ワイン、ラバーダック
- コモンズD:タジキスタンのラピスラズリ、ブータンのアクセサリー
コモンズAは現状イエメンのアクセサリーとブルンジのカフェ(テイクアウト)のみですが、コモンズB〜Dは物販ブースもたくさんあり、フードが買える国も。パビリオンやレストランに並ぶのはちょっと辛いな…という時にもおすすめです。
ショップ巡りはこんな人におすすめ
万博を楽しみたいけれど、「パビリオンのために並ぶのはちょっと大変」と感じている方へ。ショップだけを巡るスタイルは、自分のペースで気軽に楽しめる、まさに“大人のソロ活”にぴったりの選択です。
- パビリオンに並ぶのは体力的に不安、でも雰囲気は味わいたいという方
- 万博をひとりで気ままに歩きたい、ソロ派の方
- 限定グッズやおみやげだけをサクッとチェックしたい方
- 海外旅行気分を短時間で楽しみたい、忙しい毎日を過ごす方
- 暑さや混雑を避けて、“自分らしく”過ごす時間を大切にしたい方
展示をすべて見なくても、心に残る体験はちゃんとあります。「全部見なきゃ」と思わずに、「今の自分にちょうどいい楽しみ方」を選んでみてください。
万博のショップを利用するときのポイント
2度目の出会いはないかも?気に入ったものは買うべし
万博では、日に日に状況が変わります。また、来場者数の増加により、SNSでバズったアイテムはあっという間に品切れに。特に各国のパビリオンでは安定供給が保証されているわけでもないため、次に戻ってきた時にはお目当ての品がない可能性も。
手工芸品に関しては尚更で、中には1点1点柄の違うアイテムもあります。そのため、ビビッと来たものは迷わず買うのがおすすめです。
価格はやや高いものもあるが、現地に行くことを思えば安い!
ショップの商品の価格はピンキリですが、やはり全般的に高めの価格設定です。
しかし、そうは言っても現地に直接行くことを思えば、トータルの費用としては安いもの。特に日本から渡航が難しい国や、遠方の国のアイテムに関しては、多少高いと感じても思い切って購入を検討してみるのも一つです。
ショップの入口がわかりにくい時はスタッフさんへ
パビリオン併設のショップは、入口がよくわからないこともあります。
パビリオンはスキップしても良いと思っている場合には、ショップだけ利用したい旨を伝え、スタッフの方にどこから入場できるか確認してみてください。ショップ利用だけであれば、全く並ばずに入れることもありますよ。
必ず最新の情報を確認して!
開催期間中にも、どんどんオペレーションが変更になっている今回の万博。今回も、5月末時点での最新情報を確認してこの記事を書いていますが、6月には状況が変わっている可能性もあります。
気になるショップがある場合には、必ず事前に最新情報を確認してみてくださいね。
おわりに:万博はショップだけでもかなり楽しめる
最後に、「ショップだけでも楽しめる万博の回り方」のポイントを簡単にまとめておきます。
- 展示に並ばず、ショップだけ利用できるパビリオンが意外と多い
- 国ごとの個性を感じられるアイテムも豊富
- 短時間でも楽しめるので、体力や時間に余裕がない人にもぴったり
- バズった商品はすぐ売り切れる!気に入ったものはその場で購入がおすすめ
- 運営状況は日々変化するので、訪問前には最新状況をチェック
各国が注力しているパビリオンはもちろん見どころですが、実はショップだけでも結構楽しめてしまう万博。ショップのみでも利用できるパビリオンをうまく利用すれば、お買い物好きの方にはきっと楽しい体験になるはずです。
あなたの万博が、軽やかで心地よい時間になりますように!
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